手を差し伸べてくれた仲間がいなければ
本当に星に帰っていたところかもしれない
と言うか星になりたい勢いだった
余韻は今もあり
心からまだ血が流れるけれど
大丈夫
多分今までで一番傷ついたけれど
昔よりも丈夫だと分かったよ
矛盾しているように聞こえるかもだけれどね
なんと言うかひどさ加減が今までで一番だったかな
こんなに錆びた剣で斬りかかられたのは初めてだ
しかもここはまだ暗闇
光は遠くに見えるけど
手元が見えないよ
仲間はその剣が錆び錆びだと教えてくれなければ
あたしはその剣に首を差し出したかもしれなかった
自分のバカさ加減に呆れつつも
仲間のありがたさに感謝しよう
まだ言えてないことがあるけれど
いつか言える日も来るはず
戦うつもりはない
あたしは進みたいところへ行くだけだ
錆びた剣は
恐ろしくもなんともない
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