12/28/2014

檻と鍵。

ちがうんだよ。


そんなことじゃないんだよ。


どんなに環境が良くなっても


どんなにいい人たちに出会えても


心が囚われているそこから抜け出すのに


それらが必要なわけじゃないんだ



茶番を繰り返したって


ダメなことくらいわかっていて


誰かがやさしく言えば言うほど


その言葉がナイフのように突き刺さるとは


きっとあなたは思いもしないだろう


そう、頭で分かっている


だからこそ苦しむということをあなたは理解できないでしょう



分かっていても


そう一歩を踏み出せるならやっているさ


タイミングがある


人にはタイミングが


それを見測れないから否定も肯定も意見も必要ない

黙ってほおっておいてくれ



ありのままでいいというのなら


這い上がれない今のあたしでもいいじゃないか



結局は


あなたが発するその言葉も


あなたのエゴであるということ


あたしのパフォーマンスがエゴであるのと同じでね



ここまで這い上がるのに20年かかった


あなたに何か言われる筋合いはない


鍵なんて持っていないくせに


檻から出てこいとか言わないで

12/19/2014

20141219 怖かった夢。

怖かった夢。

あたしはショッピングセンターが併設されたマンションの1F暮らしてた。
ふと、コーヒーが飲みたくなり3Fに買いに行こうと部屋を出る。

すると知り合いの(夢の中では)おじさんが現れて話ししながらエスカレーターで2Fへと向かった。

2Fから3Fへ上がるエスカレーターに乗る時、黒いスーツをきて変なゴーグルをつけたおじさんが横をすり抜け1Fへとエスカレーターをかけて降りて行った。
すれ違う瞬間のスローモーション。

感じた違和感をそのままに上がっていく。
知り合いのおじさんは2Fへと消えていく。3Fへとたどり着いた瞬間に、それは始まった。

霧状ものがあちらこちらから噴き出し始めたのだ!!
びっくりしたが、本能的やばいと感じエスカレーターをそのまま上の階へと走り出す。

「上へ逃げろーー!!」

自分が言ってるのか誰かが言ってるのかは分からない。

各フロアでパニックの悲鳴が上がっている。
10Fまで来た時、先がないことに気がつきフロアに出た瞬間、プシャーっと噴き出した霧の中を通り抜けた。

ここまで仕込まれていたか。

と思うと同時に、鼻腔と喉の奥に何かを感じた。

やばい、やばいどうしよう、吸い込んだ。

外へ逃げるしかないのか。
もう一度下へと向かうエスカレーターを下っていく。

足元がおぼつかない。目が霞む。

どうしよう、死ぬのかしらと思いつつどうにかたすけと思い首から下げたスマホに手をかける。

伝えなくちゃ。

そう思いツイキャスを始める。
むせたり鼻たれたりしながら、必死にレポートしようとする。

コメント欄に言ったこと書き込んでください!!

必死に叫ぶけど、見に来ている人にうまく伝わらない。
こういう時に限って知り合いじゃない人しかこない。

どうしよう。

どうしよう。

・・・一回キャスを切ろう。

そう決めてまたすぐ再開しますから戻ってきてくださいと言ってキャスを切った。

誰に電話をかけよう。
やっぱりケーキさんだな!
そう思いガクガク震える手で電話番号を探った。


そこで目が覚めた。

鼻腔と喉に残る違和感にゾッとする。

昔とは違う。フィクションではなく、リアルで起きうるかもしれないと感じる時代だから。

だけど、悪夢はあったかもしれない別の選択肢の消化と言われる。

それに、大丈夫。

夢のこの状況であれだけの事が出来ればあたしとしては、きっと上出来。

でもこの感触を忘れないように生きよう。


これからも生き続けるために。