あぁ あたしは何と無能なのだろうか
幾度となく 繰り返されてきた愚問だ
真実の所 そんなことは人生には関係ないのだろう
それでもなお 幾度とかなくあたしの中で繰り返されてしまうのは
さかのぼり さかのぼり ずっとずっと昔から
繰り返されてきた ずっとずっと昔から
細胞に 刻み込まれている記憶
それが容易に引きずり出される
自分の癖だったり 誰かの口を通じて ニュース 本 映画 歌
繰り返し その都度消していくしかない
時間はかかっても
出てくる度に 繰り返し 繰り返し
水滴が石を削るように
ゆっくりと 何度も
いつか その石が輝き 美しく形作られるまで
何度でも そう 何度でも
あたしは 泣いてやろうじゃないか
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