4/21/2014

その石をどうするのか。

あぁ あたしは何と無能なのだろうか

幾度となく 繰り返されてきた愚問だ

真実の所 そんなことは人生には関係ないのだろう

それでもなお 幾度とかなくあたしの中で繰り返されてしまうのは

さかのぼり さかのぼり ずっとずっと昔から

繰り返されてきた ずっとずっと昔から

細胞に 刻み込まれている記憶

それが容易に引きずり出される

自分の癖だったり 誰かの口を通じて ニュース 本 映画 歌 

繰り返し その都度消していくしかない

時間はかかっても

出てくる度に 繰り返し 繰り返し

水滴が石を削るように

ゆっくりと 何度も

いつか その石が輝き 美しく形作られるまで

何度でも そう 何度でも

あたしは 泣いてやろうじゃないか



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