9/04/2010

魂は月のよう

魂は月のよう。


誰もがどこか欠けている。
それを満たすために生きる。


誰かを求めたり、何かを追い求めたり。
そうやって少しずつ満ちてゆく。


そして、満月のようにすっかりと
満たされたように思えても。
また何かを求め欠けてゆく。


そうやって
繰り返し 繰り返し。


螺旋のように舞い上がる。


だけど、人はあまり気づかない。
欠けていると信じ込んでいるそれは
影だ。


どんな魂も常に完璧だ。
まぁるいまぁるい月のよう
何の、誰の魂も完璧に丸いのだ。


それに気づくための練習なのだ。
生きるとはそういうことだ。
誰もがそれを求めてる。


新月の夜のよう
真っ暗で何も見えなくて
心細くて。


でも。


あなたの魂は真ん丸い。
完璧に美しく丸いのだ。
しばし影に照らされて
何も見えないだけなのだ。


光を求めて動き出せ。
求めれば、それはわけ隔てなく
降り注ぐ。
月のめぐりのそのように
時間がかかる時があっても
それは必ず降り注ぐ。


己が魂の姿を思い出せ。

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